子育て世代の家具は「汚さない」が正解!
「せっかく買ったのに子供の食べこぼしが心配」
「絶対に汚したくないけど、どうしてもね。。。」
そんな心配事に、家具のプロとして販売する立場から答えます。
プロフィールはこちら↓
「子供に汚されたり、傷つけられたらどうしよう」
子育て世代のお悩みNo.1
こだわりの買い物や、お気に入りのインテリアが汚れや傷で台無しに…!
そんなのつらすぎますもんね。
プレママ世代、子育てが終わってひと段落世代にも有効な情報をお届けします。
ざっと4分で読める内容なのでぜひご参考ください。
- ①子育て世代のソファはレザーにすべき!
- ②ソファにはタオルケットが必須
- ③ 実は現実的ではない⁉︎カバーのクリーニング
- ④ダサくても透明マットはとっても優秀
- ⑤店員の「汚れにくいですよ~」は「汚れません」ではない!!
- まとめ
①子育て世代のソファはレザーにすべき!
早速ですが、前回の記事、布張り革張り ソファどっちにしよう?
aomaaoma.hatenablog.com
で本革ソファのいいところとわるいところを書きましたが、子育て世代にはここ!
飲み物をこぼしても拭き取りができる ホコリを吸わない
布張り革張り ソファどっちにしよう? - 板って漢字で書きなさい
「飲み物をこぼしても拭き取りができる」が最重要!
子供の飲みこぼしはもちろん、お酒やコーヒーもシミやにおいの原因になってしまいます。
その点、本革ソファの場合、拭き取れるのでそもそも汚れにくく、お手入れも楽ちんです。
②ソファにはタオルケットが必須
いくら拭き取りができる本革ソファでも、やはり気になる「シミ」問題
解決するには、シミの原因になるものを本革につかないようにすればOK!?
って、そんなことできんのかいな?
ソファを買ったままのすっぴんで使っていればもちろん難しい。
そこで騙されたと思って「タオルケット」を座る場所にひいて下さい。
万が一飲み物をこぼしても、タオルケットがキャッチ!
スナック菓子の食べクズがこぼれてもセーフ!!
仮に猫や犬など抜け毛が落ちてもガード!!!
汚れてしまえばそのまま洗濯機へGO!
洗っている間もほかのタオルケットをつかえば洗い替えの心配もありません。
タオルケットに限らず、厚手のシーツや毛布でもOKです。
色柄を季節ごとに変えてインテリアとして楽しむ上級者もいますよ!
③ 実は現実的ではない⁉︎カバーのクリーニング
「このソファ、カバーは洗えますか?」
これ、本当によく聞かれます。
ほとんどのソファカバーは洗えますが、縮みを考えるとクリーニングに出すのが一番!
汚れは落ちても縮んで入らない or なんだか短い!
なんて本当に不細工です。
汚れもシミもプロに頼めば間違いなし!!
ですが、、、
クッション部分は簡単に着け外しができますが、ソファ本体はどうでしょう??
特に汚れのひどい「肘掛部分」は本体と一緒になっているので要注意です。
実はこの本体カバー、着け外しが思いの外大変。
プロの販売員や配送のプロでも小一時間かかるソファもあります。
初めての場合、外すのは簡単でも、取り付けは半日仕事を覚悟して下さい。
クリーニングについてよく聞かれますが現実は、、、
「3年に一度」はすごくまめな方
「一回クリーニングしたけど、たいへんでね。。。」とそのまま放置して10年なんてざらです。
思いのほか面倒ってことです。
汚れがひどく、張替えを依頼いただいた方に聞いたところこんなコメントがほとんどでした。
クリーニングに出すのは相当ハードルが高い!ご注意を!
④ダサくても透明マットはとっても優秀
買ったままのすっぴんでは汚れてしまうのはダイニングテーブルも同じ
底面がざらざらしたお皿での傷はもちろん、
子育て世代の悩み、、、
「お~な~か~す~い~た~♪」や、
「ごはん♪ごはん♪」とうたいながらフォーク、スプーンでテーブルをコツコツ♪
せっかく買った大事なテーブルにビートが刻まれていく~
自分の子供なら叱ったり、なだめたりすることもできますが、厄介なのがママ友会
他人の子供がこれをしだしたら大変!
叱ろうとしてもなかなかできない。。。
テーブルは傷つく、やめてと言えない、テーブルは傷つく、、、負のループ。
こうなっても安心なのが透明マット。
スマホのケースも綺麗に維持して長く使いたいから使うという方多いのではないでしょうか?
スマホケースの場合はファッションの側面もあますが、ダイニングは「防御」の性能だけでも取り入れると吉です。
ダサくても透明マットは本当に優秀です。
⑤店員の「汚れにくいですよ~」は「汚れません」ではない!!
テーブルでよく聞かれるのが、「汚れに強いのはどれ?」
私はこう答えます。
「こちらとあちら、比べたらこちらです。残念ですが、どちらも汚れますし、傷や輪ジミもできてしまいます。」
木材の代表的な仕上げはもちろん、金属製、ガラス製のテーブルでも同様に汚れ、傷、輪ジミができてしまうもの。
先ほどの透明マットがあれば幾分ましですが、いずれも使ううちに廃れるものです。
もちろん、木材のオイル仕上げとウレタン塗装仕上げでは比べるとウレタン塗装のほうが汚れ、傷に強い性質ですが、汚れますし、傷もつきます。
家具修理の営業時代何枚テーブルの再塗装をさせてもらったか数えきれないほどでした。。。
ですから、「汚れにくい」だけで、「汚れない」ではないのです!
何より、「汚れや傷がつきにくい」ものは「汚れたとき、傷ついた時」の復帰が大変!
強化ガラスの天板は傷に強いですが、傷ついた時に復帰はほとんど難しいもしくは、金額が大きくかかってしまいます。
家具は傷つき、汚れる! 「汚れにくいですよ~」なんて売り文句には要注意です!
まとめ
子育て世代はとにかく汚さない(汚されない)ための準備がおすすめ!
万が一汚されたらフォローできる対策(タオルケットや透明マット)を!!